スポーツ活動は、聴覚や触覚、視覚などの感覚器から様々な情報を取り入れています。その中でも最も多くの情報を取り入れているのが視覚といわれています。しかし、スポーツビジョンに関する眼科や視覚の専門分野で客観的な評価やエビデンスは未だに確立されていません。高い視覚能力は、競技力の必要条件であり絶対条件ではありません。重要なポイントは、視覚から得た情報を競技力(身体パフォーマンス)につなげることなのです。
「全ての人が、自分の最大限のパフォーマンスを発揮して生きる」という願いのもと、日本スポーツビジョン協会は、2019年4月からプロスポーツ、トップアスリート、パラアスリートなどのスポーツ選手のパフォーマンスアップをサポートし、更には子どものスポーツ教育や高齢者、障がい者のQOLの向上につながるように、より多くの方々、より多くの社会的分野に“スポーツビジョン”への認識を高める啓発活動も開始しました。