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スポーツビジョンは勝利のキーワード

  

 

われわれが自分の意志で身体を動かす場合、まず外部情報を感覚し、判断するプロセスが先行します。 瞬時に的確な手足の反応が求められるスポーツでは、感覚のほとんどを視覚に依存し、視覚システムが運動システムをリードし、コントロールしていると言っても過言でありません。


車の運転では0.7 以上の両眼視力が規定されています。ある程度の視力がないと安全な運転が出来ないからです。それでも視界を遮る霧や雨、また夜間ではいつもよりスピードを抑えないとスムースな安全走行ができません。

 

ほとんどのスポーツには視力基準に類するものがありません。実際、安全面で問題があるような視力でも平気でスポーツをする人がいます。基本的に視力が悪ければ視覚システムはうまく働きません。案外、スポーツ音痴、運動ベタといわれる人の多くは、視覚システムが運動システムにブレーキをかけているのではないでしょうか。

複雑な身体反応を要するスポーツでは、外部情報の8割以上を視覚から得ているといわれています。視覚機能には色々ありますが、日頃「視力」といっている静止視力は、モノの形を見きわめる形態覚という視覚機能の一つにすぎません。特にスポーツで重要とされる機能には、動いているモノを的確に見きわめる動体視力、ボールや選手との正確な距離感覚を見極める深視力、瞬時に情報を判断し、素早い身体の反応を導く瞬間 視などがあります。これらが複合しトータルで正しく機能して初めて、鍛え上げた体力、筋力が活かされ、的確なパホーマンスとなります。

 

「スポーツビジョン」とは、スポーツにとって重要な視機能を総称する言葉として用いられます。今、スポ-ツ現場は、正しい静止視力を維持し、スポーツ特性に応じた視機能レベルを高めること、つまり、「スポーツビジョン」を勝利のキーワードとみています。

 

スポーツビジョンの視覚能力

スポーツビジョンで代表的な8項目(スポーツビジョン研究会の分類による)

 

1.静止視力

 

一般に「視力」といわれ、視標も自分も静止した状態で視標を見きわめる最も基本的な視機能です。スポーツでは両眼視力を測り、健常な視力は1.2と言われています。しかし、最近では視力の低い子供達が増えています。

 

スポーツでは最低両眼で0.7以上は欲しいものです。0.7以下になるとスポーツで必要なスポーツビジョンと相関関係あるのでスポーツビジョン能力もかなり低下します。眼も毎日酷使しているので日頃ののケアが必要。年に一度の視力チェックも不可欠です。

 

動体視力


動体視力とは、動いているものを正しく見極める能力です。動きの種類によて2種類に分けることができます。①目標が眼に向かって直線的に近づいてくる動き。②目標が目の前を横切る動き。スポーツビジョンでは、この2種類の動きに対する眼の能力を別々に測定していますが、いずれも「動的な物を視るための鋭敏さ」ということになります。

 

 

2.KVA(縦方向動体視力)

眼前に直線的に近づいてくる視標の形状を見きわめる能力です。

 

 

 

3.DVA(横方向動体視力)

眼前から一定距離の空間を横に移動する視標の形状を眼の動きだけでタイミングよく見きわめる能力です。

 

 

 

4.眼球運動

視線を動かして複数の目標を次々に見極める能力です。
スポーツではボールの球種や相手の動きを瞬間的に見極める能力です。

 

 

5.コントラスト感度

明るさの微妙な違いを識別する能力です。ドーム球場での屋根とボールの見極感など。

 

 

6.深視力(距離感)

両眼の視力バランス、及び視差(両眼網膜に写る像の微妙なずれ)による視標の相対的な位置関係を認識する能力。テニスやサッカーなどのスポーツでは特に深視力が決め手といわれております。

 

 

7.瞬間視力

見方選手や相手選手の位置関係など、必要な情報を瞬時に認識する能力です。

 

 

8.眼と手の協応動作

眼でとらえて素早く反応する、スポーツをやるうえではとても大切な能力です。一点に意識を向けないで、視野全体に注意を配り、周辺視でターゲットを捉える能力が関係します。バレーボールは眼と手の競技です。一瞬としてボールから眼を離せないテニスのラケットや野球のバットスイングのさいも、視覚とパフォーマンスの間の精密な協応動作が働きます。