Vトレーニング 特設サイト

 

 

 

トップページにもどる

 

一般社団法人スポーツビジョン研究会
発足のお知らせ

 

2017年6月
代表理事 真下 一策

 

このたび「スポーツビジョン研究会」は、「一般社団法人・スポーツビジョン研究会」として再発足致しましたのでお知らせいたします。

 

1978年にアメリカで始まったスポーツビジョン研究は、1986年に日本に紹介され、1988年に我々の「スポーツビジョン研究会」が誕生しました。以来約30年間研究を続けてきましたが、その成果は、「日本臨床スポーツ医学会」や「日本体力医学会」その他多くの学会や研究会、あるいはマスコミで発表してきました。

また、毎年1回、公開の「スポーツビジョン研究集会」を開催してスポーツビジョン研究の発表と意見交換の場としています。

おかげ様で、研究集会も本年で第24回をむかえ、メンバーも、大学の研究室・トレーナー・眼鏡店・学生など全国各地に550名以上となりました。

 

同じく公開で、毎年1回、スポーツビジョンの基本を理解していただくための「スポーツビジョン講習会」を開催していますが、毎回定員を超える応募者があります。このように、スポーツビジョン研究の成果は着実に上がっており、スポーツ選手の育成だけでなく、子供の視覚問題やアンチ・エイジングなど一般の人々の役に立つことが分かってきました。

 

今回、スポーツビジョン研究をさらに普及させ展開させることを目的として、「スポーツビジョン研究会」を「一般社団法人・スポーツビジョン研究会」として再発足いたしました。

なお、本年の「スポーツビジョン研究集会」と「スポーツビジョン講習会」に関しては、今までと変わりはございません。

 

今後、会員の皆様への特典も順次考えていく予定です。

 

皆様の一層の御理解とご支援の程、よろしくお願い致します。

 

 

お知らせ履歴(開催期間が終了したイベントを含みます)

2017年4月21日 第24回スポーツビジョン研究集会の開催概要とWeb申込みフォームを掲載しました。
  第8回 スポーツビジョン講習会 参加者募集のお知らせ。
2016年8月11日

第23回スポーツビジョン研究集会 プログラムと一般演題詳細

2016年4月1日 第23回スポーツビジョン研究集会及び第7回スポーツビジョン講習会の開催概要とWeb申込みフォームを掲載しました。
2015年9月14日 トレーニングジャーナル10月号に「第22回スポーツビジョン研究会」の記事が掲載されました。
2015年8月13日

第22回スポーツビジョン研究集会 プログラム最新版
プログラムのダウンロードはこちら(PDF形式)

2015年7月23日

一般演題詳細のダウンロードはこちら(PDF形式)

2015年5月21日 第22回スポーツビジョン研究集会8月22日(土)教育講演抄録
2015年4月16日 第22回スポーツビジョン研究集会8月22日(土)特別講演抄録
2015年2月26日 第22回スポーツビジョン研究集会 8月22日(土)開催のお知らせ
2015年2月26日 第6回スポーツビジョン講習会 8月23日(日)開催のお知らせ
2015年2月10日 最新出版物のご紹介「スポーツ選手なら知っておきたい「眼」のこと」
2015年2月6日 日本経済新聞電子版にスポーツビジョン記事が掲載されました。
   
2014年11月20日 11月20日 最新出版物のご紹介「一流選手になるためのスポーツビジョントレーニング」
   
2014年10月5日 石垣先生が日本バレーボールVリーグの監督研修会で講演を行いました。
   
2014年10月25日 真下先生がテレビ出演しました。テレビ東京「FOOT×BRAIN」
   
2014年9月19日 IOFT2014(アジア最大級のメガネ展示会)のオープニングセミナー10月20日(月)「動体視力について」講演しました。
   
2014年7月26日 読売新聞大分版朝刊に真下先生記事が掲載されました。
   
2014年7月18日 少林寺拳法連盟の会報誌「会報少林寺拳法」に記事掲載されました。
   
2014年9月16日 ボートレーサー試験対策「動体視力測定講座」開催!9月25日(木)
   
2014年6月27日 教育講演のご案内 第21回スポーツビジョン研究集会 8月23日(土)教育講演「脳卒中のリハビリにも有効だった ビジュアル・トレーニング~左半身マヒ、左視野75%欠損を克服して社会復帰を実現」
   
2014年6月23日 特別講演のご案内 第21回スポーツビジョン研究集会 8月23日(土)特別講演「スポーツビジョンの先にあるもの」~自らを科学する目
   
2014年6月20日 第5回スポーツビジョン講習会 8月24日(日)参加者募集 。
   
2014年4月28日

トレーニングジャーナル5月号に記事掲載されました。

   
2014年4月28日 Spody創刊号(4月10日創刊)に記事掲載されました。
   
2014年4月17日 第21回スポーツビジョン研究集会 8月23日(土)開催のお知らせ。
   
2014年1月15日 読売ジャイアンツ新人選手のスポーツビジョン測定を実施しました。
   
2014年1月9日 ゴルフ雑誌「ALBA」に記事が掲載されました。
   
2013年12月7日 スポルティック2013で石垣先生が講演
   
2013年11月16日 第54回 日本視能矯正学会シンポジウムで石垣先生が講演致しました。
   
2013年9月17日 中日新聞に石垣先生の取材記事が掲載されました。(2013年9月17日)
   
2013年8月27日 WEBマガジン「WEDGE Infinity」にスポーツビジョン記事が掲載されました。
   
2013年8月18日 第20回スポーツビジョン研究会 東京ビックサイト
   
2013年8月18日 第4回スポーツビジョン講習会 東京ビックサイト
   
2013年8月 ホームページリニューアルしました。

 

2012年7月30日 読売新聞に記事が掲載される「内村際立つ空中間隔」

 

2011年7月 「第2回スポーツビジョン講習会」のお知らせ
   
2011年7月 「第18回スポーツビジョン研究集会開催」のお知らせ
   
2011年2月9日 雑誌「中学高校バスケットボール」にスポーツビジョンが掲載される
   
2010年8月10日 雑誌「FOOTBALL KARTE」に真下先生の取材記事が掲載される
   
2010年7月26日 「第1回スポーツビジョン講習会」のご案内
   
2010年7月10日 讀賣新聞にスポーツビジョンが掲載される スポーツ視力 「サッカーの科学」
   
2010年6月 「第17回スポーツビジョン研究集会開催のお知らせ」
   
2009年11月 Training Journal No.361 「スポーツビジョン研究の最前線」
   
2009年10月26日 ランニング生活No.01 「視力と脳とランニングの密接な関係」
   
2009年10月26日 GOLF Waggle 12月号「目力がゴルフを変える」
   
2009年7月9日 7月 朝日新聞に石垣先生の「メヂカラ」が掲載される
   
2009年7月12日 夕刊フジに東京メガネスポーツビジョンが掲載される 「視力は天候に左右される」
   
2009年7月 ジャフメイトにスポーツビジョンが掲載される 「運転向きの目になれる」
   
2009年7月2日 讀賣新聞にスポーツビジョンが掲載される 健康プラス 「疲れは脳にもたまる」
   
2009年6月30日 スポーツビジョンが雑誌 3誌に掲載される
   
2009年4月23日 讀賣新聞にスポーツビジョンが掲載される 「動体視力 鍛えられる?」
   
2009年2月22日 テレビ朝日「近未来×予測テレビ ジキルとハイド」に取材協力
   
2009年2月11日 讀賣新聞にスポーツビジョンが掲載される
   

 

リンク集

 

 

§スポーツビジョン研究の歴史

 1970年代の後半、アメリカにおいて「スポーツと視覚」の研究が盛んになり、1978年にAOA(American Optometric Association)の組織の中に「Sports Vision Section」が作られて、スポーツと視覚に関する本格的な研究が開始されました。以来、大リーガーの視覚検査が続けられています。更に1984年には、アメリカにおいて、もうひとつの研究組織「NASV」が誕生しました。
1986年に、故 白山晰也氏(株式会社東京メガネ・前社長)の招きでAOAからフィリップ・スミス氏が来日し、スポーツビジョンの講演をしたのが我が国のスポーツビジョンの始まりです。

 

 

§スポーツビジョン研究会の歩み

 1988年に、石垣尚男(愛知工業大学)、遠藤文夫(株式会社東京メガネ)、真下一策(日体協スポーツドクター)の3人が中心になって「スポーツビジョン研究会(Japan Sports Vision Academy)」を設立し、研究を開始しました。

 

 当初はアメリカからのコンセプトに従って14の項目でスポーツと視覚の分析を開始しましたが、その後我々独自の測定方法を開発、研究の結果、現在は次の8項目で分析をおこなっています。このうち、①~⑤は中心視野における能力、⑥~⑧は眼球運動がメカニズムの中心となる能力です。

 


① 静止視力  ② KVA動体視力  ③ コントラスト感度  ④ 深視力  ⑤ 瞬間視


⑥ DVA動体視力  ⑦ 眼球運動  ⑧眼と手の協応動作



今までに測定・分析した選手は約3000名になりますが、その中には、野球・サッカー・テニスなどの球技の他、剣道・空手・ボクシングなどの格闘技、カーレース・競艇・オートレースなどのレーサーが含まれます。研究の結果、視覚の能力には個人差があって、競技力の優秀な選手は優秀な視覚を持つことが分かりました。また、競技種目によって必要な視機能に差があることも分かりました。

 

 研究成果は主として「日本臨床スポーツ医学会」「日本体力医学会」「日本体育学会」などの学会で発表してきました。その他に、我々は毎年一回「スポーツビジョン研究集会」を開催して、会員の研究発表と意見交換の場としています。

 

 2013年8月に「第20回スポーツビジョン研究集会」を開きましたが、研究会の登録会員も500名を超えています。

 

§視力矯正

 静止視力(視力)は視覚の基本となる能力です。研究の結果、球技では両眼視力1.2~1.5が必要であることが分かりました。視力が不足している時は「視力矯正」が必要になります。その方法としては、

① メガネ ② コンタクトレンズ ③ 角膜手術 ④ オルソケラトロジーがありますが、
選手の眼の状態、年齢、競技種目と競技環境などを考慮して選択します。視力不足を適正に矯正すると、静止視力と相関のある「KVA動体視力」「コントラスト感度」「深視力」が、それぞれ自動的に改善される可能性がありますので、視覚能力を向上させる第一歩は、視力不足に対する視力矯正です。


小学生の年代は「トレーニングのゴールデン・エイジ」と呼ばれているように、スポーツには大変重要な時期ですが、我々は、この年代の視力矯正の方法として、大切な眼をスポーツ外傷から保護する目的も兼ねて、安全な素材の「(度付き)ゴーグル」の使用を薦めています。
平成15年に「スポーツと視力に関するアンケート調査」をおこなって、スポーツにおける視力の実態を調査しましたが、その10年後の平成25年に再び同じ内容のアンケート調査をおこないました。二度のアンケート調査で視力矯正の10年間の変遷が分かりました。

 

§ビジュアルトレーニング

 競技力向上を目的としておこなう視覚のトレーニングを「ビジュアルトレーニング」と言います。眼球運動がメカニズムの中心となる視機能(「DVA動体視力」「眼球運動」「眼と手の協応運動」)については、高いトレーニング効果が期待できます。また、中心視の能力である「瞬間視」や「深視力」も認識の方法を工夫することでトレーニングすることが可能です。視機能のトレーニングをするだけで競技力が向上したという研究発表もあり、スポーツビジョン研究集会でも多くのビジュアルトレーニングの方法や効果が発表されています。

 

§優秀なスポーツ選手を育てる

 ① スポーツのトレーニングには、最もトレーニング効果が期待できる年齢というのがあります。これを「トレーニングのゴールデン・エイジ」と呼びますが、8~12歳までの、ちょうど小学生の年代がこれに相当します。この時期は、脳において最も盛んに神経回路を展開する年代なのです。この時期に、色々な視機能も最も発達すると言われています。DVA動体視力も、この時期の直後、15~20歳が能力のピークです。ゴールデン・エイジにいかに効率よく視覚を鍛えるか?
この年代の「外遊び」がプラス要素で、家の中にこもっての「テレビゲーム」がマイナスの要素であることは誰もが気付くところです。

 

② 視覚の能力さえ高ければ競技力が優秀になるか・・と言うと、そうではありません。高い視覚能力は優秀な競技力の「必要条件」ではあっても「十分条件」ではないのです。高い視覚を活かすための、良い「見方・見るスキル」が必要なのです。何を考えながら見るか、見えたものから何を予測するか。優秀な視覚に高い見るスキルがそろって、はじめて優秀な競技力が得られるのです。

 

 ロンドン・オリンピックで日本は38個のメダルを獲得しました。しかし、その内容を見ると、その多くは水泳や格闘技などの、それほど視覚を必要としない種目で得られています。
我々の進まなければならない道も、まだ遠いようです。

 

プロフィール・実績

真下一策(ましも いっさく)

【 経歴 】
1945年 2月生まれ
1970年 広島大学医学部卒業、第一外科入局
1980年 大森赤十字病院・外科・副部長
1987年 千葉・井上記念病院・外科医長
1988年 スポーツビジョン研究会設立(代表)
1999年 大分大学医学部眼科学教室研究生
2007年 八王子そごう眼科クリニック・院長
2012年 西武池袋店眼科クリニック・院長

 

【 スポーツ関係 】
1971年 東洋工業サッカーチーム(現サンフレッチェ)・ドクター
1980年 広島カープ・チームドクター(首都圏担当)
1983年 日本体協・スポーツドクター(第一期生)認定(No.27)
1985年 マツダオート東京・バスケットボール・チームドクター
1987年 千葉銀行・アメリカンフットボール・チームドクター

①日本ユースサッカーチーム・ドクターとしてヨーロッパ各地、及び東南アジア遠征に帯同
②野球(プロ・アマ)、Jリーグ、バスケットボール、卓球、カーレース、競艇、オートレースその他の選手や審判員のスポーツビジョン検査と分析を行い、主に「日本臨床スポーツ医学会」で発表
③平成15年日本臨床スポーツ医学会で教育講演「スポーツと視覚」
④平成17年中四国眼科学会で講演「スポーツと視覚」
⑤スポーツビジョンの普及を目指して各都道府県医師会や競技団体で講演を続けている